株主優待の世界では、優待と配当合わせて4%以上がおおむねの合格目安とかよく言われてます。
ぼっちまん
特に、株雑誌なんか読んでるとデカデカと利回りの数字が踊ってたりしますよね。
ただ、これから株主優待をはじめる人には惑わされないようにしていただきたいことがあります。
それは…
本当の利回りは人によって変わるということです。
これは過去の自分の反省でもあるんですけど、人間には欲があります。
だから株主優待を始めたばかりの頃は、「利回りが高いんだからもらわなきゃ損!」みたいに考えてしまうことがありました。
具体的な例を出すと、株主優待品としてジュエリーがもらえるクロスフォーという銘柄があります。
配当と優待合わせて4%以上の銘柄です。
数字だけ見たら保有しても悪くない水準です。
ぼっちまん
昭和虫
ぼっちまん
そう、ジュエリーもらってもぼっち生活を延長することはできないんですw
コンビニでおにぎりゲットできるクオカードのほうがいいんですw
あなたにとって役にたたない優待品が届いたら実質の優待利回りは0%だということです。
もちろん優待品を最初から女性にプレゼントするつもりならいいですけどね(^o^)
ぼっちまん
タカラトミーの株主優待も同じことが言えますね。
これも株雑誌ではよく見かける銘柄です。
優待品としておもちゃがもらえるので、マニアにとってはたしかにたまらないことでしょう。
ただ、これも人によって価値がずいぶんと変わる品物ではないでしょうか。
自分にとって本当に必要なのかよく考えてからもらうようにしたいところです。
株主優待利回りが中途半端に感じるケースも…
これも1つ具体例を出します。
DCMという銘柄があります。
日用品がもらえるんですが…もらった日用品のおおよそ半分くらいは私にとって使いみちがありませんでした。
そうすると、結局私にとって実質の利回りは4%を下回ってることになります。
ぼっちまん
私がダイドードリンコの株主優待をもらわないのも同じ理由です。
株雑誌にはよく出てくるダイドードリンコですが、普段飲まないドリンク類が結構多くて…。
総合利回りも低いので、いまのところ華麗にスルーしていますw
カタログギフト系の株主優待も利回りに要注意
カタログギフトもその内容をしっかり見てからもらうようにしましょう。
ほとんどの場合、カタログギフトには「3,000円相当」とか一応表記があります。
株主優待利回りもこれをもとに計算されるわけですが…。
これってホントに3,000円相当のお得感あったかな!?と思ったことが正直何度もありましたww
ぼっちまん
本当に自分にとってありがたい優待品なのか冷静に吟味したいところです。
おまけ(番外編):これも初心者さんがやってしまいがちなこと
優待利回りの数字に関する話をしてきましたが最後にもう1つおまけです。
過去の私が1番やって後悔したこと…それは…「とりあえず知名度のある会社」の株主優待を選ぶことです。
例えば…ゼンショーホールディングス。
株雑誌でも名前が頻繁にでてきます。
ぼっち御用達の牛丼チェーン「すき家」で株主優待が利用できるからと昔ずっと保有し続けてました。
でも利回りはちっとも大したことありませんでしたw(値上がり益のことは抜きにして)
すーぱーびんぼっち時代にお店からただようカレーのニオイをおかずにさせてもらい、大変お世話になったCoCo壱番屋なんかもそうですね。
大企業だからといって弱い立場の個人投資家に優しいとは限りません。
某お菓子会社や某カップ麺会社とかも…ww
ぼっちまん
逆に、弱い立場の人間にとても優しい企業もあります。
JPXなんかはその代表例ですね。
おそらく株をやったことない人はJPXの3文字を見ても「?」でしょう。
私ももちろん最初は知りませんでしたし。
でもここは機関投資家よりも「個人」を大事にすると明言しています。
クオカードの継続保有特典を付けてるのも100株保有の個人投資家を大事にしたいからだと。
株主総会でもCEO自ら「ウチは個人投資家のほうを大事にします」と明言して拍手が起きてましたw
逆に、機関投資家からは不満タラタラ言われてるそうですがw
話をまとめると、初心者さんは「有名な企業からとりあえず保有する」のはやめましょうということです。
ぼっちまん
就職活動の時は大企業のほうが安心感はあると思いますが、株主優待では聞いたことない中小企業のほうが魅力的なケースも多々ありますよ♪